出口戦略を決めて投資判断をするべき
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出口戦略を決めて投資判断をするべき
不動産投資を検討する場合に、購入した物件を最終的にはどのようにするかを決めることが大切になります。例えば、建物が使用できなくなれば解体して、土地を更地にして売却する又は、建替えて新たな事業を開始する。または、数年所有した後に利回り物件として売却する等、様々な方法がありますが、それを不動産投資の出口戦略として説明をしたいと思います。その不動産投資の利益確定をどのようなプロセスで判断すれば良いかを例題を交えながら示していきます。
大規模修繕計画を算入しないと結果は全く違う内容となる
不動産投資を検討するにおいて、前提条件(家賃下落率・入居率・土地評価・建物評価)によって大きく結果が変わることを説明してきましたが、もう一つ重要な要素が大規模修繕です。それが収益予想に対して、どれくらいのインパクトがあるのかを説明をしたいと思います。その内容をご覧頂ければ、大規模修繕計画なしでの投資判断はあり得ないとの意識変化があると思います。
土地・建物評価額が不明な場合の対処方法
不動産投資を検討するときに、物件資料にて検討を始めるが、この段階では土地・建物の固定資産評価額が不明の場合がほとんどである。売主へ依頼して固定資産評価証明を入手すれば明確とはなるが、検討段階でそれを入手することは困難である。よって、ある程度の想像のもとにシミュレーションを行う必要がある。たくさんの物件資料の中から、自分の求める投資物件を見つけ出す作業に於いて、毎年の固定資産税及び、諸費用を概算で算出するのに必要となる、土地及び建物の評価額算出方法を説明したいと思います。
不動産投資に於ける諸費用の算出方法について
具体的に事業試算を作成する際に、土地・建物代金については物件資料に於いて明確となっているが、その他にかかる費用(諸費用)が不明確なため、現実的な事業試算が出来ないことがある。よって、正式な見積もりは後々専門家に依頼するにしても、自分自身で諸費用の概算を算出することができるスキルが必要になる。その諸費用にはどのようなものを予定しておかなければならないか、最低限必要な項目を提示し、それぞれの諸費用は、何をもとに、どのように算出すれば良いかを解説していきたいと思います。